AI
全社DXのための現場ロードマップ|70%が失敗する理由と、成功企業の秘密
こんにちは!
「人と組織の変化に貢献する」をビジョンに掲げIT教育/開発を中心に
株式会社アウトバーンを経営している森山広大と申します!
さて、あなたの会社では、DX(デジタルトランスフォーメーション)をどう進めていますか?
もしかすると、こんなモヤモヤ、抱えていませんか?
・社内にDXを理解できる人材がいない
・現場がなかなか動いてくれない
・何から手をつければいいのかわからない
もしひとつでも当てはまったら、今回の記事がお役に立てるかもしれません!
テーマは、
「全社DXのための現場ロードマップ」
経済産業省が出しているモデルをベースに、DXを進める上での流れや、
実際に成果を出した企業の事例をわかりやすくご紹介していきます💡
目次
- 経産省モデルで見る、DXの3ステップ
- 1. 意思決定フェーズ
- 2. 全体構想と意識改革フェーズ
- 3. 本格推進フェーズ
- DXの第一歩「業務改善ワークショップ」
- 「業務改善ワークショップ」の重要性
- 現場が変わる!研修導入企業の声
- 事例①|製造業でのデータ活用
- 事例②|自治体での生成AI活用
- 人材を育てることで、現場は変わる
経産省モデルで見る、DXの3ステップ
実は、DXに取り組んでいる企業の約70%が失敗しているとも言われています。
その原因の多くが、準備不足や現場の巻き込みの失敗です。
そんな中で成功している企業に共通するのは、
「段階的に進め、現場が自分ごととして行動できるように設計している」 ことです。
では、実際にどんな流れでDXを進めればよいのでしょうか?
経済産業省のロードマップでは、DX推進は以下の3ステップで進めることが推奨されています。

1. 意思決定フェーズ
まずは経営層が「自社はなぜDXを進めるのか」を明確にします。
・売上を上げたいのか?
・業務効率化を進めたいのか?
・新規事業を生み出したいのか?
この軸がぶれると、いくらツールを導入しても迷走してしまいます。
あなたの会社では、この「DXの目的」は明確ですか?
2. 全体構想と意識改革フェーズ
ここから現場の巻き込みが始まります。
・なぜ今DXが必要なのか?
・自分たちの業務にどう影響するのか?
社員が「自分たちの課題」として考え、改善に取り組める状態にすることが重要です。
ここで失敗すると、現場は「言われたからやる」状態のままになってしまいます。
3. 本格推進フェーズ
最後に、具体的なプロジェクトを動かしていきます。
・データ活用による業務改善
・新しいサービスや商品開発
・顧客体験の向上
ツールや技術の導入は、
このステップで初めて効果を発揮し改善や新たな価値創出に挑戦していきます。
多くの企業はツール導入からスタートしてしまい、準備不足でつまずくのです。
DXの第一歩「業務改善ワークショップ」
DXを成功させるには、まず現場が自分たちの課題に気づくことが何より重要です。
アウトバーンでは、これを実現するために 「業務改善ワークショップ」を提供しています。
業務改善ワークショップでは、
現場が自分たちの課題を明確にし、改善策を考え、実行に落とし込むことができます。
業務改善ワークショップは下記の4つのステップで構成されています。
1. 業務の棚卸しと課題整理
日常業務を洗い出し、「どこに無駄があるのか」「誰に負担が偏っているか」を可視化。
属人的な業務やムダのある工程を明確にします。
2. 改善アイデアのブレストと優先順位付け
メンバー全員で改善案を出し合い、「すぐできること」「投資が必要なこと」に分類。
取り組みの優先順位をチームで整理していきます。
3. ツール導入の検討と改善企画書の作成
課題に合うツールや仕組みを検討し、導入までの計画を改善企画書にまとめます。
この企画書が、現場と経営をつなぐ鍵になります。
4. 実行できる企画へ落とし込む
「明日からできる」具体的なアクションにまで落とし込むことで、実行性を担保。
現場が動きやすい設計にすることで、初めの一歩を確実に踏み出せます。
こうしたプロセスを踏むことで、現場の納得感が生まれ、DXへの抵抗感がぐっと減ります!💡
「業務改善ワークショップ」の重要性
多くの企業がDXに取り組んでいるものの、
思うように成果が出ない大きな理由は「現場が動かないこと」にあります。
だからこそ、
経産省のロードマップをベースに進めることで、現場が納得して最初の一歩を踏み出せるのです。
その結果、DXに向けた取り組みにも明確な道筋が生まれます。
・現場課題を見える化する
DXはツール導入が目的ではありません。
まず「どこが困っているのか」を明確にすることがスタートです。
・ 主体性と合意形成を生む
現場メンバーが自ら課題を定義し、改善策を考えることで、 主体的なマインドが芽生えます。
結果として、「言われたからやる」状態から脱却できます。
・成功体験を積み上げる
ワークショップを通して段階的に課題を改善していくことで、 成功体験が蓄積されます。
現場のモチベーションを押し上げ、やがて全社への広がりも期待できます。
・ 無駄を防ぎ効果を最大化
方向性が定まらないままプロジェクトを進めてしまうと、
一見成果が出たように見えても、結局は振り出しに戻ってしまうことがあります。
ロードマップを活用すれば、
業務の優先度をしっかり整理でき、限られたリソースを最大限に活かすことができます。
貴社の現場では、このように小さくても確実な変化を積み上げていますか?
現場が変わる!研修導入企業の声
アウトバーンの研修を導入した企業では、
「人を育てることでDXが前に進んだ」という声が多く届いています。
ここでは、その中から2つの事例をご紹介します。
事例①|製造業でのデータ活用
あるメーカーでは、社内に大量の未活用データが眠っていました。
社員のITスキルを底上げする研修を導入し、基礎から実践まで段階的に教育。
その結果、現場でのデータ分析が進み、業務の効率化や新たな取り組みにつながりました。

事例②|自治体での生成AI活用
調査報告に50時間かかっていた作業が、生成AIの導入によりわずか5時間に短縮。
報告書の精度も向上し、1億円規模の予算確保にも貢献できました。

人材を育てることで、現場は変わる
DXを成功させるには、ツール導入だけでなく「人」の育成がカギです。
特別なスキルを持った人を外から採用するだけでなく、
今いるメンバーが変化できる環境づくりが、DXの土台になります。
私たちアウトバーンでは、
現場が「わかる」「できる」状態になるまでをサポートする実践型IT教育を提供しています。
・未経験でも理解できる講義
・現場目線の事例解説
・チャットでの質問対応や添削課題
・グループワークによるアウトプットの場
単なる座学では終わらない変化を生み出す教育が強みです。
DXの第一歩、私たちと一緒に踏み出しませんか?🚀
今回の記事の内容は動画でも解説しています。ぜひ併せてご覧ください。

▶ 無料相談はコチラ
「そろそろ本気でDXに取り組みたい」
「現場の意識とスキルを底上げしたい」
そう感じたら、ぜひ一度ご相談ください✨

▶ サービスサイト
サービス資料ダウンロードや研修事例を掲載しています。

▶ アウトバーンの研修動画
まずは、研修の空気感を体感してみてください!

▶ 公式LINE
セミナーのスケジュールはコチラ!
メディア